やすらぎ葬祭清雲/お盆とは?
2022/08/15
8月も半ばになり、暑さもまだまだ続きそうですね。
さて今回はお盆について触れていきます。
お盆とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る行事のこと言います。
時期は8月13日~8月16日までとなっており、ご先祖様を1年に1回家にお迎えする日になります。
旧盆は7月15日となっていて、一部の地域では旧盆に行うことがあり、ほとんどの地域は8月に行います。
古くから日本の伝統として行われてきたお盆ですが、起源は分かっていません。
一般的に13日に迎え火とともにお迎えし、16日の送り火とともにあの世にお送りします。
お盆の由来は、お経からきていると言われ、盂蘭盆経(うらぼんきょう)というお経からきているとされています。
お盆の流れとしては
13日の夕刻に、迎え火を焚いてご先祖様をお迎えします。
火を焚くのは、ご先祖様が途中迷子にならないようにと願いを込めたものです。
14日、15日はご先祖様は精霊棚に滞在していると考えられていて、果物や甘味、お膳などをお供えします。
16日に、ご先祖様は午前中まで自宅にいるといわれているので、朝はお供えします。
夕方になったら、送り火を焚いて送り出します。
とはいえ火なんて焚けないところがほとんどだと思うので、電気式の盆提灯等が良く使われています。
お盆最終日に灯篭を流して送り出す地域や、京都では山に大文字型に火を灯し、お精霊(しょらい)さんと呼ばれるお盆を送る伝統の行事もあります。
各地域により、ご先祖の迎え入れ方、送り出し方は様々ですが、もっともご先祖様のことを考えられる日がお盆だと思います。
お盆休みを利用し、お墓の掃除を行っている方がほとんどだと思いますが、1年に1回の人も多いと思いますので、しっかり掃除をして、ご先祖様のことを思いだしてみてはいかがでしょうか。
やすらぎ葬祭清雲では、葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
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