世界の葬儀 ロシア
2022/06/26
今回はロシアの葬儀について触れていきます。
ロシアでは死後3日目に埋葬式が行われます。
火葬と土葬の2パターンがありますが、土葬の方が割合を占めてます。
亡くなってから3日間は家族の側にいると考えられていることから、3日目に埋葬式なのです。
この間親族は葬儀の手続きや手配をしなければなりません。
葬儀は教会または葬儀会館等で執り行われ、棺に花を入れ、司祭がお祈りをします。
式が終わると棺を墓場まで運び、故人に近しい参列者もそれに続いて墓場まで向かいます。
墓場についたら、棺の中に故人の生前使っていた物を入れ、最後に十字架が入れられます。
そして協会の聖なる土がご遺体にかけられ、埋葬されます。
葬儀後は追善供養が行われ、食事が用意され、故人の生前の話を親族、親戚からされます。
追善供養は、亡くなってから9日後と40日後にも行われ、死後40日までは死者は現世にいると考えられていて
9日目から40日目までずっと自らの罪を見させられていると考えられています。
なのでこの間は死者にとって辛い時期になるので、親族、親戚、友人等で追善供養が行われるということです。
40日目にしてやっと死者は神様のところに行けると考えられているので、40日目の追善供養は、親族などによって40の物が配られます。
用意してあるものは各家庭によって違いますが、その40個の物を必ず配りきらなければならないとされています。
また1年置きに追善供養が行われますが、やらない家庭もあるみたいです。
今現在ロシアとウクライナ間で戦争をやっていますが、両国一人も犠牲者が出ぬよう、早く終戦することをお祈り申し上げます。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
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