輪廻転生と六道 / 成田 八富成田斎場
2021/01/28
皆様こんにちは!新人の山崎です^^
ついこの間、長瀬智也さんと神木隆之介さんが出ているTO YOUNG TO DIE!という映画を観たのですがとても面白かったのですが、その中に出てくる地獄の生活?天国の成り立ちについて興味深かったので、今日は輪廻転生と六道について調べてきましたので、ご紹介していきます。
まず輪廻転生とは、死んであの世に還った霊魂がこの世に何度も生まれ変わってくることを言います。
命あるものが何度も転生し、人だけではなく動物も含めた生類として生まれることをさします。
続いて六道とは、仏教において衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界のことです。
天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つからなっていて、天道、人間道、修羅道を三善趣と言い、畜生道、餓鬼道、地獄道を三悪趣と言います。
ただし修羅道も悪趣に含めて四悪趣とする場合もあるそうです。
細かく説明していくと
天道・・・天人が住まう世界。簡単にいうと天国ですね。天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、また苦しみも人間道に比べてほとんどないとされています。また空を飛ぶことができ享楽のうちに障害を過ごすと言われています。
人間道・・・人間が住む世界である。今私たちが住んでいる世界ですね。四苦八苦に悩まされる苦しみの大きい世界であるが、苦しみが続くばかりではなく、楽しみもあるとされています。
修羅道・・・阿修羅の住まう世界である。簡単に説明すると戦い続ける鬼ですね。修羅は終始戦い争うとされています。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界です。
畜生道・・・牛馬などの畜生の世界である。ほとんど本能ばかりに生きており、使役されるがままという点からは自力で仏の教えを得ることのできない状態で救いの少ない世界とされています。
餓鬼道・・・餓鬼の世界である。餓鬼とは腹が膨れた姿の鬼で、食べ物を口に入れようとすると火になってしまい、飢えと渇きに悩まさせる。他人を慮らなかったために餓鬼になった例がある。
地獄道・・・罪を償わせるための世界である。地下の世界で三界のうち欲界に属します。
このように6つの世界から構築されていますが、この私たちが住んでいるこの世界での行いで次の6つの世界のどこの世界に生まれ変わるかを閻魔様の裁きで決まります。
よく閻魔様は怖い存在だと思うかたもいらっしゃると思いますが、簡単にいうと裁判所の裁判官と同じ立場なので、実は凄いエリートなのではと私は思っています。
また、天国か地獄かを死んだ人は10人の王に裁かれるのです。
みなさんがよく聞く閻魔王は5番目の裁判官です。
いかがでしたでしょうか?
次のブログではこのブログの続きを書きますので、ぜひ見てください!