やすらぎ葬祭清雲/六文銭とは?
2025/02/27
皆さんこんにちは堀戸です。今日は六文銭(ろくもんせん)についてブログ書かせていただきます。宜しくお願い致します。
六文銭(ろくもんせん)は、日本の戦国時代に活躍した戦国武将・真田氏の家紋として知られていま特に、真田幸村(真田信繁)が使用したことで有名です。六文銭は、三途の川の渡し賃としての六文に由来し、「死をも恐れぬ覚悟」を示す意味が込められています。
六文銭の歴史
六文銭の起源は古く、日本では冥銭として用いられてきました。これを戦国時代に家紋として採用した真田氏は、「常に死を覚悟して戦う」精神を表していたとされています。
真田昌幸、真田信之、そして真田幸村といった真田一族の戦いでは、六文銭の旗が掲げられ、彼らの勇敢さを象徴するものとなりました。
六文銭と葬儀
六文銭は、もともと死後の世界への旅路に必要な冥銭としての意味を持ち、日本の葬儀文化にも深く関わっています。江戸時代以前から、故人の霊が三途の川を渡る際の渡し賃として六文を持たせる風習がありました。これが真田氏の家紋と結びつき、「死を恐れぬ覚悟」を象徴するものとなったのです。
現在でも、一部の地域では葬儀の際に六文銭を模した紙や硬貨を棺に入れる風習が残っています。また、六文銭は墓石や仏具の装飾としても見られ、死者の旅立ちを支える重要な要素とされています。
六文銭と真田幸村
真田幸村は、大坂の陣(1614年-1615年)で徳川家康の大軍を相手に奮戦したことで広く知られています。彼の赤備えの軍勢とともに掲げられた六文銭は、今でも「不屈の精神」の象徴として多くの人に親しまれています。
現代における六文銭
現在、六文銭は葬儀や供養の場でも象徴的な存在となっています。例えば、墓石や位牌に六文銭のデザインを刻むことで、故人の旅立ちを願う意味を込めることがあります。また、葬儀社によっては六文銭を模した紙幣を棺に入れるサービスを提供しており、日本の伝統文化としての価値が見直されています。
さらに、六文銭の意義は法要や追悼の儀式にも取り入れられており、故人が安らかに成仏することを祈る象徴となっています。
まとめ
六文銭は、真田氏の家紋であり、戦国時代の武士の覚悟を象徴する重要なシンボルです。さらに、日本の葬儀文化とも関わりが深く、死後の旅を支える冥銭としての役割も担ってきました。その歴史や背景を知ることで、戦国時代の武将たちの生き様や、死後の世界への信仰についても理解を深めることができるでしょう。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
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