やすらぎ葬祭清雲/DIY葬儀
2022/09/19
今回はDIY葬儀について触れていきます。
DIY葬儀とは、葬儀社に頼らずに、自分達で葬儀に必要なものを準備し、自分達で行う葬儀のことです。
DIYは良く聞かれる言葉ですが、DIY葬儀はあまり聞きなれないものなので、ピンとこない方も多いと思います。
なのでDIY葬儀についてご説明できればと思います。
まず必要な物としては、棺を用意しなければなりません。
1から棺を作るわけではなく、あらかじめ棺として出来上がっているものを買います。
ただし、火葬場には使用可能なサイズが決まっているので、火葬場に確認を取り、故人の体格にあった棺を用意します。
次に骨壺と、骨箱を用意します。
骨壺はサイズと種類、様々あるのでよく検討して購入しましょう。
そして流れとしては、病院で御臨終の際、医師や病院から死亡診断書が発行されます。
この死亡診断書を携帯しておかなければ、遺体を搬送できない為、無くさないようにしましょう。
遺体の搬送はレンタカーを借りるか、寝台搬送業者に依頼します。
搬送で自宅に連れてきて安置するのですが、亡くなってから24時間は火葬ができません。
なのでご自宅に連れてきた際に、遺体が腐敗しないようにドライアイスが必要なので、ドライアイスの業者をあらかじめ調べておくと良いです。
またマンションやアパート等、建物の構造上、出棺が難しいケースもありますので、公営斎場や民営斎場に安置室を有料で使用させてもらえるところも
あるので、そちらもあらかじめ調べておくと良いです。
次に火葬場の予約をとるのですが、住民票をお持ちの最寄りの火葬場を調べて予約をします。
火葬場には管内料金と管外料金があるため、最寄りの火葬場だと管内料金になり、火葬料金が安く済みます。
なので管内になっているかあらかじめ調べておきましょう。
また個人での予約を受け付けていないところもあるので、そちらも調べておきます。
予約ができたら死亡診断書を役所に持っていき、火葬許可証を発行してもらいます。
火葬場の予約をしていなければ火葬許可証を発行してもらえない場合もあるので気をつけましょう。
最後に予約した火葬場で、火葬をします。
ご自宅から搬送する場合は、レンタカーか寝台搬送業者に依頼しましょう。
これらが一通りの流れになりますが、やることが多いのでとても大変です。
住職を呼びたい場合も、自分で連絡を取り、日取りを決めなければなりません。
やることが山積みになってしまい、慌てるケースも少なくないと思うので、あまりオススメはできません。
DIY葬儀は最初から最後まで自力で行うので、終わったあとは充足感を感じられます。
しかし、1回きりの葬儀なので後々後悔をする場合もありますので、DIY葬儀を行う場合は、親族等とよく相談して決めましょう。
またDIY葬儀をできないケースもあります。
遺族や親族から反対されている場合や、ご遺体の損傷や腐敗が進んでいる。
遺体の扱い方が分からないや、自力でやる自身がない場合の方はやめておきましょう。
あくまで最初から最後までやり通せる自信があり、遺族や親族からの了承を得ていれば大丈夫でしょう。
葬儀はやり直しがきかないので、充分に検討しましょう。
やすらぎ葬祭清雲では、葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
ご気軽にご相談ください。