やすらぎ葬祭清雲/湯灌について
2022/09/18
本日は湯灌について触れていきます。
湯灌とは、棺に納める前に故人の体を洗い清めることで、その後旅立つための身支度を整える為
白装束に着替え、メイクを施すことをいいます。
ご遺族の意向で、闘病中お風呂にずっと入れなかったから入れてあげたい、故人がお風呂が好きだったので入れてあげたい等
様々な理由があります。
湯灌は葬儀社や湯灌師が行い、所要時間は1時間~2時間ほどです。
ご自宅でも湯灌は可能ですが、いつ行うかは決まりはありません。
一般的には納棺前に行われ、ご遺族も立ち合いができますが、ご遺体に損傷がある場合は立ち合いできない場合があります。
基本的には遺族や親族のみが湯灌に立ち会えますが、それ以外の立ち合いは控えましょう。
また遺族、親族以外の方が立ち合いを希望された場合は断っても大丈夫です。
死化粧やエンバーミング、エンゼルケアとは異なり
死化粧はあの世へ旅立つ際、身なりを整え、化粧を施すことを死化粧と言い、アルコールで体を拭き、清潔にする清拭が行われる場合もあります。
エンバーミングは、ご遺体を1カ月以上保存できるようにした処置方法で、殺菌消毒して専用剤を注入し、ご遺体の腐敗を防止します。
エンゼルケアは、死化粧を含めるご遺体の全般の処置のことをいい、感染症予防などの衛生保全と、身なりを整えることが目的です。
また治療などによる、傷口の手当てなどの処置も行われます。
湯灌をやるのにご遺族の方はとても判断に悩まれると思います。
しかし、生前お風呂がとても好きだった、闘病中だお風呂に入れなかったから入れさせてあげたい。
そんな気持ちが故人にとってはとても喜ばしいことだと思います。
やっても、やらなくてもどちらも間違いではないので、ご遺族、親族と良く相談をして、やられる場合は葬儀社にご相談も可能です。
やすらぎ葬祭清雲では、葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
ご気軽にご相談ください。