やすらぎ葬祭清雲/お盆のきゅうりとなすについて
2022/07/23
お盆の時にお供え物として、割りばしをさしたきゅうりやなすを見かけたことはないでしょうか?
スーパー等にもお盆が近づくと良く見かけたりします。
今回はお盆のきゅうりとなすがなぜお供え物の中に入っているのか触れていきます。
お供え物の中でもとても大切と言われるのがこの割りばしをさしたきゅうりとなすです。
きゅうりは馬、なすは牛に見立てられて作られており、精霊馬(しょうりょうま)と呼ばれ、ご先祖様はこれに乗って帰ってくるとされています。
馬は足が早いので、早く家族のもとへと帰ってきてもらえるように作られます。
また牛はたくさん荷物を運べるので、お土産をたくさん持って帰れるようにと願いが込められています。
なぜきゅうりとなすなのかは諸説ありますが、どちらとも夏野菜の代表な物なので、旬な野菜をお供えしたいという気持ちや、日本全国で取れる野菜なので
全国的に広まったとされています。
飾る期間は8月13日~16日の間で飾りますが、地域によっては違いますので、各地域で飾りつけをしてください。
また飾った後の精霊馬は、食べずに処分します。
ご先祖様を運んできてくれた感謝をして、盆飾りと共に燃やすか、川に流すというやり方も代々からあります。
お盆の間ずっと飾られていますから、傷んで食べれないので、現代では塩で清めて半紙で包み、燃えるごみとして出す方法が1番楽かと思います。
土に埋めたり、菩提寺に持って行って供養してもらう方法もあります。
今ではスーパーやコンビニでも時期になると売られていますので、作るのが難しい方はそちらでお買い求めください。
やすらぎ葬祭清雲では、葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
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