世界の葬儀 ガーナ共和国
2022/06/06
今回はガーナ共和国の葬儀について触れていきます。
アフリカ大陸では様々な文化や民族がいるなかで、葬儀や弔いかたも変わってきます。
その中で注目を集めているのが、アフリカ西部にあるガーナ共和国の葬儀です。
なぜ注目を集めているかというと、その葬儀の執り行い方がとてもユニークです。
動画サイトで一度は見たことがあるかもしれませんが、棺桶を担いで音楽に合わせてステップを踏んでいる人たちを見たことはありませんか?
棺桶を担いで踊っている異様な光景にとてもビックリしたものです。
参列者も一緒になって踊っていて、葬儀とは思えないほど明るい葬儀です。
ガーナ共和国では人が亡くなった後は、新たな人生が始まると信じられているようで、お葬式では新たな人生を祝福するための儀式だと考えられています。
なので故人を盛大に送り出すために、棺桶を運ぶ人たちや参列者は音楽に合わせて踊ります。
また、平均寿命以上で亡くなった場合は、お葬式を3日間かけて盛大に執り行うそうです。
なかでも棺が最も特徴的で、オーダーメイド式の棺を注文する人が多くいるそうで、生前故人の人生にちなんだ物を棺にするそうです。
例えば、漁師だった場合は魚の棺、パイナップル農家の場合はパイナップルの棺が作られたそうです。
ちゃんと棺桶職人がいて、1からオーダーされた棺桶を作り、首都アクラでは棺桶の生産地とされています。
次回もガーナ共和国についてです。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
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