本位牌/八富成田斎場
2021/10/11
本日は本位牌の作成時に気をつけていただきたい文字についてご紹介します。
お位牌は49日法要までに(本位牌)を用意します。
49日法要までは葬儀社や寺院が用意してくれる仮位牌(白木位牌)を使用しますが,49日法要は仮位牌から本位牌に魂の移し替えをしてもらいます
その際,仮位牌には入っていても本位牌には入れない文字が多数存在します。
今回はその通常入れない文字についてご紹介させて頂きます。
1.【新帰元】仮位牌の上部に書かれている「新帰元」という文字
仮位牌の戒名の上部に書かれている新帰元(しんきげん)という文字は通常,本位牌には入れません。
ちなみに意味は(新しく元いた世界に帰る)です。
他に戒名の上部に入る類似語として
「円寂・帰元・新円寂・新帰寂・新帰真・新帰源・新入寂・新示寂・新寂減・新真寂」などもあります。これらも同様、本位牌には入れません。
2.【事(叓)】俗名の下にある「事(叓)こと」という文字
仮位牌の俗名の下にある【事(叓)】も通常入れません。「事(こと)」の旧字で「古+又と書かれてる字」
と書かれている場合が多いですが,俗名と戒名が同じ人物である事を繋ぐ意味(=)として使われてると思います。例えば職業柄芸名や流派等で本名とは別に名前を持つ人などは
(◯◯流星)こと(◯◯太郎)のような使い方をする文字です。これも本位牌には入れない文字なのでご注意してください。次回に続く😊やすらぎ葬祭清雲では八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・芝山清雲ホールでの施工を承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。