自宅葬 / 成田 八富成田斎場
2021/02/06
皆様こんにちは。
今回は自宅葬についてご紹介して行きます。
自宅葬とは、自宅で行われる葬儀の総称で、基本的な葬儀の流れは斎場で行う葬儀と変わりありません。
親族・故人の仕事関係・ご近所の方も幅広く参列する一般葬も、葬儀にお呼びする人を親しい方々に限定して少人数でお別れする家族葬も、お通夜を行わず、告別式のみの1日葬も、葬儀を行う場所が自宅であれば、全て自宅葬ということになります。
一昔前までは自宅葬が一般的でしたが、1980年代以降、徐々に都心部では住宅問題や地域との連携の難しさから自宅葬を選ぶ家族が減少し、斎場の建設が進んだ結果、斎場での葬儀が一般的になったとされています。
現在では斎場で葬儀を行う割合が9割以上を占めています。
しかし、最近では自宅で行う葬儀が見直されつつあります。その背景には家族葬の増加があると考えられています。
家族葬は、家族や親族、親しい友人などに限定して少人数でお別れする葬儀の形です。
参列者が身近な方達なので、故人や家族の想いや考えを反映しやすいのが特徴のひとつです。
家族や親しい友人に囲まれて住み慣れた自宅で送ってほしいという故人の希望や、思い出がつまった自宅でお別れしたいという家族の想いから、家族葬を行う場所に自宅が選ばれています。
2020年に新型コロナウイルス特措法に基づき、47都道府県に発令されていた緊急事態宣言が解除されましたが、国内ではいまだに感染者が増えている傾向にあります。
政府や専門家会議も長丁場の対応を前提とした、新しい生活様式の実践例として、冠婚葬祭などの親族行事についても多人数での会食は避け、発熱や風邪の症状がある場合は参加しないことを提言しています。
火葬場や斎場、葬儀場は、社会生活を維持する上で必要な施設として式場の換気、消毒、検温、人と人との間隔を保つ、来場の人数を制限することにより、葬儀を滞りなく行うことができます。
しかし、新型コロナウイルス禍の中で不特定多数の人が出入りをすること自体を不安に思われる方は、身内しか出入りしない自宅葬を希望される方もいらっしゃいます。
自宅葬を行うときは事前に清雲までご連絡していただければスタッフがご対応いたしますので、ご気軽にお電話ください。
ご親族様のご希望に沿ったプラン等をご提案させていただきます。