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香典に関する基礎知識

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香典に関する基礎知識 / 成田 八富成田斎場

香典に関する基礎知識 / 成田 八富成田斎場

2021/01/15

今回は香典に関する相場を紹介していきます。

香典という言葉を聞いたことがある方は非常に多い一方で、具体的にどのようなものなのか分からない方も多いと思います。

香典とは亡くなった方のご遺族が葬儀や法事を行うための費用を、個人にゆかりのある方が援助するために出し合う金品のことです。

香典の代わりに、お線香やろうそく、お花などのお供え物の形で持参されるケースもあります。

故人のご遺族が無事に葬式などを行えるように香典を持ち寄ることはとても大切と分かっていても、実際いくらくらいのお金を包めば良いか分からないという方も多いと思います。

香典に包む金額の平均額・目安を理解する事で、包んだ香典が一般的な相場より少なかったということを避けることができます。

自身の年齢が上がるにつれ金額が高くなり、20代と60代で比較すると、隣人や友人、会社関係など血縁関係のない場合は2000円程度、親族などの場合は2万〜5万程度金額が上下します。

また、故人との関係性により包む金額も大きく変わってきます。

故人が親族の場合、香典の金額は血縁が近いほど高くなる傾向にあるので、最も血縁の面で近い間柄にある親の場合が筆頭となるのが一般的です。

また、香典の金額は基本的に5000円、1万円といった端数のない金額が望ましいです。

関係性 金額相場
父親・母親 5万円〜10万円、10万円以上
兄弟・姉妹 3万円〜5万円
子供 5万円〜10万円
2万円〜10万円
叔父・叔母 1万円〜3万円
義父・義母 3万円〜10万円、10万円以上
祖父・祖母 1万円〜5万円

 

お仕事をされている場合は、会社やビジネス関係で葬儀に参列することも多いと思います。

会社の関係者に香典を包む場合、基本的に5000円〜1万円の間が相場ですが、生前に非常にお世話になったり付き合いが親密だったりする場合は、それ以上の金額を包んでも良いでしょう。

関係者 金額相場
社長 5000円〜1万円
上司 5000円〜1万円
同僚 5000円〜1万円
部下

5000円〜1万円

 

故人が友人や同級生の場合は、基本的に5000円〜1万円が相場です。

ただし生前に非常に仲が良かった場合は、1万円以上を包むケースも多く見られます。

学生の場合は、無理に香典を包む必要はありません。

香典を包む場は葬儀だけでなく、故人をしのぶ場である法要も挙げられます。

法要の場合は種類によっておおよその金額が決まっている場合が多いです。

一周忌までは1万円〜2万円、三回忌以降は3000円〜1万円程度が一般的です。

法要 金額相場
初盆・新盆 1万円〜2万円
初七日 5000円〜2万円
四十九日 1万円〜2万円
一周忌 1万円〜2万円
三回忌 5000円〜1万円
七回忌 3000円〜1万円
十三回忌 3000円〜1万円
十七回忌 3000円〜1万円
二十三回忌 3000円〜1万円
三十三回忌 3000円〜1万円
五十回忌 3000円〜1万円

 

Aこれら上記に示した金額は1人あたりのものであり、夫婦で参列する場合は2人分を包むようにします。

法事に持参する香典の金額相場は以上のものとなりますので、事前に確認しておくと良いですね。

やすらぎ葬祭 清雲

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