やすらぎ葬祭清雲/仏衣とは
2024/07/12
皆様、こんにちは。堀戸でございます。本日は、葬儀において重要な役割を果たす仏衣についてお話しさせていただきます。何卒、よろしくお願い申し上げます。
仏衣とは
仏衣(ぶつい)は、故人が仏となるために身に着ける衣装のことを指します。仏教の教えに基づき、故人が来世で安らかに過ごすための準備として着せられます。この仏衣には深い意味が込められており、故人への敬意と哀悼の念を表すものです。
仏衣の種類と意味
仏衣には、いくつかの種類があります。それぞれの衣装には異なる意味が込められています。
1.死装束(しにしょうぞく)
死装束は、最も一般な仏衣であり、白い衣装が特徴です。白は純潔や清浄を象徴し、故人が清らかな状態で仏様の元へ旅立つことを表しています。
2.経帷子(きょうかたびら)
経帷子は、仏教の経文が書かれた衣装です。故人が経文を身にまとい、仏教の教えを
守りながら安らかに旅立つことを願うものです。
3.袈裟(けさ)
袈裟は、僧侶が着用する衣装であり、仏教の戒律を守る象徴として着せられます。故人が生前、特に信仰心が篤かった場合に用いられることが多いです。
仏衣の準備
仏衣の準備は、通常、葬儀社や専門の業者が行います。以下に、一般的な手順を説明いたします。
1.仏衣の選定
故人やご遺族の希望、信仰に応じて適切な仏衣を選定します。葬儀社のスタッフがご相談に乗りながら、最適な仏衣をご提案いたします。
2.着せる手順
仏衣は、故人が安置されている場所で着せられます。通常、葬儀社の専門スタッフが故人に仏衣を着せる儀式を執り行います。
3.小物の用意
仏衣に加え、経文や数珠、経本などの小物も用意されます。これらは故人の旅立ちを守るための重要なアイテムです。
仏衣の役割と意義
仏衣には、故人が来世で安らかに過ごせるよう願う意味が込められています。また、仏教の教えに従って故人を送り出すことで、残された家族や親族も心の平安を得ることができます。
まとめ
仏衣は、故人の旅立ちを敬い、安らかな旅路を願う大切な儀式の一部です。その選定から着せる手順まで、全てが故人への深い敬意と感謝の表われです。葬儀の際には、仏衣の持つ意味とその重要性を理解し、故人を送り出すことが大切です。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。次回もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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