やすらぎ葬祭清雲/準確定申告とは
2023/11/30
準確定申告とは、死亡した人の確定申告のことです。準確定申告が必要な場合には、相続人が、1月1日から死亡の日までの所得を計算して、死亡後4カ月以内に申告・納税をしなければいけません。死亡日が3月15日(※)以前か、その後かで手続きが異なります。(※)確定申告の期限(その日が土曜日または日曜日の場合に次の月曜日)
●1月1日から3月15日までの間に死亡した場合
1月1日から3月15日までの間に死亡した場合には、その人の相続人は、死亡後4カ月以内に、死亡した年とその前年分の所得について、それぞれ確定申告をしなければいけません。つまり前年分の確定申告(お元気であれば3月15日までに確定申告した分です)とその年分の確定申告となります。
●3月16日以後に死亡した場合
3月16日以後に死亡した場合には、死亡した年分については、死亡後4カ月以内に準確定申告をしなければいけません。その前年分については、通常の確定申告として終わっています。
申告書の書き方
準確定申告の書き方を説明します。準確定申告も確定申告と同じ用紙を使用します。
1・用紙の一番上に記載されている「平成〇〇年分の所得税の▢▢申告B」(不動産所得などがある人の用紙の一番)の〇〇に年を、▢▢に「準確定」と記載します。
2・死亡した人の氏名は「被相続人〇〇▢▢」と記載してください。相続人が1人である場合には、次に説明する付表を省略することができます。その場合には、住所・氏名の欄をそれぞれ上下2段に分けます。上段には、被相続人の住所・氏名(上部に死亡年月日)を記載します。下段には相続人の住所・氏名(「相続人〇〇△△」)と記載し、押印します。
相続人が2人以上いる場合は準確定申告所の付表が必要になります。通常の確定申告では、申告する人は1人です。準確定申告の場合、相続人が2人以上いると、相続人全員での申告となります。準確定申告には付表を添付します。相続人間の所得の配分が複数であるため、通常税理士に依頼した方がよいでしょう。
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