やすらぎ葬祭清雲/沖縄県のシーミー(清明際)とは
2023/11/11
皆様、こんにちは。堀戸です。
今日は沖縄県の清明祭(シーミー)について説明させて頂きます。宜しくお願い致します。
シーミー(清明祭)は、沖縄県で行われる伝統的な墓前祭です。この行事は、ご先祖様の供養を行い、彼らの霊を迎え入れるために厳かに執り行われます。季節的には春の4月ごろに行われることが多いのですが、毎年の日程はわずかに異なります。家族や親戚が都合のつく日に集まり、清明祭を行うことが一般的です。また、一部の地域では、集落全体で決まった日に一斉に行うことがあり、これを「チュムラシーミー」と呼びます。シーミーを行う日が決まると、その日の朝早く、親族の男性の方々が、故人のお墓を訪れ、お墓周辺の草刈りや清掃を行います。一方、親族の女性の方々は、お供えの料理(クワッチー)のご準備に取り組みます。お供え物は地域や家庭によって異なりますが大体の場合はお酒、ご飯、野菜、魚、肉、果物、おはぎ(あんこを包んだもち米の和菓子)が含まれます。クワッチーは、故人や神仏に感謝の気持ちを示し、供養するための大切な要素となっています。お供えのご馳走は重箱に入れて、ご先祖の墓前に供えます。供養のために、ウチカビ(あの世のお金)を焼き、一人一人がウコー(お線香)をあげます。その後、お供えを下げてビニールシートを敷き墓の周りでピクニックのような食事を楽しむことが一般的です。沖縄の墓地には、清明祭のために集まるための十分なスペースが用意されています。この行事は、先祖の供養だけでなく、親戚や家族の近況報告などを共有する場としても重要な意味を持っています。
沖縄県の清明祭(シーミー)について説明させて頂きました。どうもありがとうございました。
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