やすらぎ葬祭清雲/長野県の葬儀
2023/10/14
皆さんこんにちは掘戸です。
今日は長野県の葬儀のしきたりについて説明させて頂きます。
長野県では通夜→火葬→葬儀・告別式の順で行われる「前火葬」が半数以上のケースで見られます。これは、長野県が山岳地帯であり、交通手段が発達していなかった時代、葬儀に参列するまでの時間を短縮し、遺体の腐敗を防ぐために火葬を早めに行っていたからです。そのため、葬儀では遺骨を祭壇に安置して行う「骨葬」が一般的です。一方、長野市を中心とする北信地域では通夜→葬儀・告別式→火葬の順で行われる「後火葬」が主流です。北信地域では、遺族が火葬場に向かう際に「いろ」と呼ばれる白い布を掛ける習慣があり、白は現世と浄土を結ぶ色とされ、あの世とこの世の境まで故人を見送る意味があります。また、「門牌」は不幸があった家の前に位牌を大きくしたものを飾る習慣があり、位牌と同様に戒名や享年が記されます。これは亡くなった方の供養を行うためのもので、通りすがりの人々も手を合わせることがありますが、現在では物品や金銭を渡すことは行われていません。通りすがりの方が「門牌」に手を合わせることも少なくないようです。
私のいる千葉県では門牌と言う言葉もないですね。
今回は簡単に長野県の葬儀についてブログに書かせて頂きました。ありがとうございました。
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