やすらぎ葬祭清雲/アイヌ式葬儀
2023/09/30
皆さんこんにちは掘戸です。
今日は北海道の先住民である、アイヌ民族の葬儀の仕方について書かせて頂きます。
北海道旧土人保護法(1997年廃止)と仏教の影響で葬儀の内容も変わっていますが、アイヌ民族の葬儀は多神教というかシャーマニズムが主流で、地域によって葬儀の手順に多少の違いはあった模様です。死者が出ると墓標になる木を山から切り出します。墓標はアイヌ語でクワと呼ばれ。頭頂が矢じりの形をした槍型クワは男性の墓標、T字の形をしたクワは女性の墓標であるとされています。クワはイラルカムイ(魂を運ぶ神)と言って、ホトケ(故人)が、これを杖がわりにして天界に昇っていくと信じてます。故人を4日以内に火の神の祈りなどの儀式が行われ、埋葬します。埋葬は土葬ですアイヌ文化には墓参りの文化がなく、埋葬以降はヌラッパやイチャルパ( http://bit.ly/46mGJ1o )と呼ばれる祖先供養を行います。アイヌの祖先供養は屋外で行われ。ヌサ(弊壇)に祖先に捧げるイナウ(祭具の一種)を立て、餅や酒かす、タバコなどを供えます。アイヌでは死者は現世と同じように彼方の世界で生活するという世界観から、死者が生前使用していた日用品や、装飾品、裁縫道具、宝物などを副葬品とすることが多かったようです。アイヌ民族の葬儀の紹介でした。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてお悩みご相談を承っております。
八富成田斎場、さくら斎場、山桑メモリアルホール、山武郡市広域斎場、芝山清雲ホールでの施工も承っておりますのでご気軽にご相談ください。