やすらぎ葬祭清雲/白装束について
2022/07/17
今回は白装束について触れていきます。
白装束とは、葬儀の際に亡くなった方に着せる白い衣装のことで、白装束は浄土へ旅立つための衣装です。
死装束や経帷子とも呼ばれています。
また地方によっては着せ方や装飾品などに違いがあるそうです。
仏式での葬儀に使われる白装束ですが、神事や神主、巫女が身につける単衣や修験者が身に着ける単衣、花嫁の白無垢なども含まれます。
なので、亡くなった方に身に着ける白装束は死装束や経帷子と呼ばれます。
白を使う理由は、仏教において白は穢れのない色とされており、浄土へと旅立つ際に、清浄な色である白の衣装を身に着けることで、清らかな姿で浄土へと旅立って欲しいという思いが込められています。
また、四国八十八ヵ所巡礼や四国三十三ヵ所巡礼などが行われていた1000年前から存在していると考えられていて、修行僧や巡礼者の姿を意味していると考えられています。
他にも切腹時の白装束を着る習わしに由来しているという説もあるそうです。
死装束は衣服だけでなく、11点もの装具があります。
経帷子、笠、杖、白足袋、草履、数珠、三角頭巾、手甲、脚絆、頭陀袋、六文銭と以上が故人に着せる装具となっています。
死装束の着物の着せ方は、左を前にすることです。
生とは逆の区別をするためだと言われています。
またこの逆にすることを逆さごとと呼び、逆さにすることで生者と亡者の世界の区別を表しています。
しかし、最近ではこの死装束は白でなく、カラーがついたものも出てきました。
また生前に故人が好きだった衣服や、スーツ、ユニフォームなどの着用も増えてきているそうです。
やすらぎ葬祭清雲では、葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
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