世界の葬儀 モンゴル 2
2022/06/16
前回はモンゴルの風葬について触れていきました。
風葬ではモンゴル人の国民性や土地の関係で風葬という葬送があり、日本人にとってとても驚く葬儀の行い方だと思います。
しかし、モンゴルでは土葬や火葬もあります。
都市部では人口増加に伴い、火葬や土葬、お墓も固定された墓地もあります。
なので伝統的な葬儀は都市部の方ではやらない方も増えていますし、火葬も増えているそうです。
生活スタイルとして放牧での生活が有名ではありますが、モンゴルにも都市部では発展した町があります。
葬儀社もあり、亡くなった場合は葬儀社に依頼をします。
病院に慰霊室が設けられ、弔問者はそこを訪れます。
棺を霊柩車に乗せ、墓地までゆっくり何台もの車で移動します。
墓地についたら、僧侶がお経を読み上げ、埋葬に掘られた穴に乳と穀物を撒き入れ、棺を下ろします。
最後にお経を読み上げ、棺に土をかけていきます。
墓地は広々とした草原に設けられている場合が多く、棺は内張りの底が緑、ふたが青と、草原と青空を模したとても遊牧民らしいものです。
モンゴルではその国らしい葬儀を行っていることが伝わってきて、伝統を引き継いでいるのが分かります。
日本も慎ましいと言われるだけあって、葬儀は静かなものですが、それもまた日本らしい葬儀でいいですね。
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