世界の葬儀 モンゴル
2022/06/14
今回はモンゴルの葬儀について触れていきます。
中国の上にあるモンゴル。
モンゴルと聞くと思い浮かべるのは、相撲やチンギスハーンが思いあげられます。
モンゴルは仏教が支持されています。
しかし、日本の仏教とはまた別で、チベット仏教の影響を受けています。
放牧で移動しながら生活してくスタイルでは、日本と違った供養方法になります。
輪廻転生を強く信じ、前世、現世、来世はつながっていると考えられ、人生の行いが来世に影響すると考えられています。
モンゴルではお葬式のやり方が3種類あり、火葬、土葬、風葬の3種類になります。
その中でもっとも多いのが風葬になります。
亡くなった方がいるとラマ僧という僧侶が呼ばれ、お経をあげます。
そして亡くなった方のお世話をする人が指名され、遺体を整えたり、葬送に送り出したりと遺体のお世話をします。
死者と干支の合う人が選ばれ、それを決めるのは僧侶になります。
その間は家族が死者に触れたり、同じ部屋にいることはできず、別の部屋に移り、そこで弔問に来た方を対応します。
遺体は3日ほど安置されてから、お経が書いてある布をくるんで、出口から出され、ラクダか馬車に乗せられます。
この時体は緩く固定されていて、途中で遺体が落ちたところが風葬の場所になります。
また落ちたところが墓所となる場合もあったそうです。
場所が決まったら、遺体を正しい方法で整え、土の上で放置し、数日放置します。
数日後、遺体を確認しに行き、野生の動物や鳥などによって遺体が綺麗になくなっていれば故人は成仏したと思われるそうで、食べられていなければ、場所をかえることもあるそうです。
遺骨はそのまま放置され、回収されることはないとのことです。
次回もモンゴルの葬儀についてです。
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