世界の葬儀 韓国
2022/06/13
今回は韓国の葬儀について触れていきます。
日本から1番近い国の韓国。
韓国での葬儀は3日間かけて行われます。
これを3日葬と呼ばれサミルチャンお呼ばれています。
1日目に故人と親交があった方等に連絡をいれ、自宅に喪中の紙を貼り、葬儀に関する関係各所に連絡を入れます。
またこの時に、案内、弔客録、死亡申告、埋葬許可申告、喪費等役割を決めます。
2日目に故人の身体を綺麗に洗い、死装束を着せます。
故人の口に水にふやかしたお米を入れます。
死後24時間経過すると棺に納められ、棺の前に屏風を立てて、遺影に黒いリボンをかけ前に置きます。
その両側にろうそくを立て、お香をたきます。
喪服お着用し、8親等以内は正装し、弔問客を迎えます。
3日目は祭祀と告別式をし、棺を家から運びだします。
土葬の場合は、埋葬地まで棺を運び、墓穴に棺を下ろし、喪主が棺の上に3回土をふりかけた後、平たく土をならし、土を盛り上げてお墓を作っていきます。
お墓の前に霊座を設け、簡素なお供えをし祭祀をした後、家に帰り魂を家に迎える祭祀を行います。
これで一通りの流れが終わりましたが、3日間かけて行うため、遺族と近い親戚は葬式の間中、徹夜をする場合が多くあるそうで、弔問客をいつでも向かい入れる為、それを花札やお酒を飲みながら眠気を追い払うそうです。
日本では3日間のスケジュールを開けるのはとても大変なことですが、3日葬は儒教の精神が強いからとされています。
隣の国でも葬儀の行い方は大きく違っていて、その国ならではの故人への送り出しがあるのはとても興味深いものです。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
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