世界の葬儀 中国
2022/06/12
今回は中国の葬儀について触れていきます。
中国での葬儀は日本の静かな葬儀とは違い、にぎやかで派手な印象です。
ドラを鳴らしたり、爆竹を鳴らしたりととても賑やかな葬儀になっています。
そしてお金をばら撒くところも見られるのでまるで一つのお祭りのようです。
盛大に悲しまれるほど良いので、泣き女を雇ったり、たくさんの参列者や曲芸師、ダンサー等を雇って人を集めます。
そうすることにより、亡くなった方の面目も立ち、良い供養になると考えられています。
日本では棺の中に三途の川を渡るのに、硬貨や模した紙を入れますが、中国でも似たようなことをしています。
紙幣を模した紙銭を焼くというもので、お金が煙になって向こうの世界まで届くとされているそうです。
お金だけではなく、家の模型や銀行の模型なども燃やすといったことも行われています。
中国での死生観は日本の死生観と比べると異なります。
日本では亡くなった方にやすらかに眠りにつけますようにと葬儀を執り行いますが、中国の場合は、亡くなったら死後に暮らせる場所があると考えられていて
現世よりもより良いくらしができるようにと葬儀を執り行います。
また日本のように喪服を着て参列することはなく、そこまで厳しいドレスコードはありません。
中国の葬儀は白を象徴しており、男女ともに白と黒の服を着ます。
中国の人口は約14億人と世界の人口で1位です。
年間の死亡者数は1500万人ととても多く、火葬や土葬が主流とされていて、各地域により変わってきます。
今では都市部では葬儀の簡略化が進んでいるそうです。
日本とは違った形の葬儀ですが、世界にはいろいろな文化や、人種、宗教があります。
しかし、故人の為に葬儀や弔いをし、悲しむ気持ちは世界共通だと思うので、今回の中国では悲しみをストレートに表現できるとても人間味の溢れる国民といえるでしょう。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
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