明治時代の葬儀について
2022/05/17
明治時代になり、すべての寺院墓地が国有地になり、明治5年に法律によって、自葬祭が禁止されました。
自葬祭とは神主や僧侶に依頼せず、自分達で行う葬儀のことです。
これにより葬儀は全て神主や僧侶によって行われることとなりました。
また明治時代初期には火葬禁止令が出され、火葬が行われなくなりましたが、土葬するための土地が無くなってことをきっかけに、火葬禁止令は約1年で撤回されることとなりました。
その後は、衛生的観点から火葬の有用性を認め、火葬の義務化が始まりました。
この頃から異国文化のあおりを受けて、今まで喪服は白で行われていたものが、黒へと変化した時代でもあります。
明治17年には死体は24時間経過しなければ埋火葬できないと定められ、「墓地及び埋葬取締規則」が公布されました。
約100年前の日本ではほぼ現代と変わらない葬式をしていたことになりますね。
福沢諭吉や勝海舟、伊藤博文も葬儀を執り行っていて、伊藤博文は国葬で行われたそうです。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
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