飛鳥時代における葬送について
2022/04/17
飛鳥時代には薄葬令によって、古墳を作るにあたっての大きさや造形における期間、人員などが細かく制定されるようになりました。
これにより大型の古墳が作られなくなりました。
701年には大宝律令が制定され、三位以上の身分を持つものだけが古墳を作られることが許されました。
さらに庶民に対する埋葬に関する規定も定められました。
また、初めて火葬が行われたのが飛鳥時代で、僧侶が初めて火葬されたと記録が残っているそうです。
まだ一般的には火葬は広まっておらず、特権階級の間でのみ行われていたそうです。
もがりという儀式もこの時代に禁止されました。
もがりとは、長い間棺におさめられていた遺体に、腐敗して白骨化を確認するまで安置しておくことの儀式です。
現在でいうお通夜みたいで、もがりはお通夜の名残と言われています。
しかし、これらの風習は特権階級の人たちの間のことで、貧しい庶民は風葬で葬儀を行っていたとされます。
この時代にきて火葬まで行われていて、現代の葬儀にますます近づいてきましたね。
まだ主流ではなかったみたいですが、葬儀の形が確立してきのはこの時代からではないでしょうか。
やすらぎ葬祭清雲では葬儀についてのお悩み・ご相談を承っております。
八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・山武郡市広域斎場・芝山清雲ホールでの施行も承っておりますので
ご気軽にご相談ください。