古墳時代における葬送について
2022/04/16
古墳時代になると代表的な物のひとつとして前方後円墳があげられます。
前方後円墳は日本列島で3世紀中頃から7世紀初頭にかけて築造され、鍵穴みたいな形がもっとも有名です。
お墓として築造され、その種類は様々で、大小さまざまな形があります。
種類は、前方後円墳、帆立貝形墳、円墳、方墳の4種類にあげられます。
その多くは豪族1人を埋葬するためだけに作られ、棺は石室と呼ばれる部屋に納められ、棺のほかに副葬品として、銅鏡、碧玉製宝器、太刀、剣、鉾などが一緒に埋葬されました。
この時代から死者に対して丁寧に葬送をしたことが分かり、また支配階級等があったことがわかります。
また供えられた物の一つに埴輪があげられます。
埴輪は墳丘を飾る焼き物として使われていました。
やがて武器や儀式に使う道具の形の埴輪が現れ、各種の儀式を象徴的に表していたと考えられています。
そして新たに動物・人物形の埴輪が5世紀末頃から登場し始め、葬送の儀式に関わるさまざまな場面を具体的に表すようになったと考えられています。
地域によっては食物が供えられ、盃も見つかっています。
現代の葬儀にますます近づいてきていることが分かりますね。
しかし、火葬が行われるのはもうちょっと後の話になります。
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