孤独死について
2022/04/05
孤独死が年々増加傾向になってきていますが、主に病死や老衰で亡くなる人が大半です。
発見されるきっかけになるのは、亡くなった方の遺体の腐敗する匂いで近所の人が気づいたり、死後に家族が訪れて発見に至ります。
その原因としては、近所とのコミュニケーションが減っている、近所が離れた場所にある等の理由が挙げられます。
そもそも孤独死とは、家族や医療関係者などに看取られることなく、独りで亡くなったあとに発見されることをいいます。
孤立死ともいわれ、同じような意味合いで用いられます。
発見後は亡くなっているかどうかわからないが人が倒れているという場合は救急隊、事件性、腐敗臭など明らかに亡くなっている場合があれば警察が対応します。
警察が到着した後は検視が行われ、現場検証が行われます。
なので部外者は立ち入ることができません。
身元がすぐ判明できたら、すぐに死体検案書と遺体を遺族に渡すことができますが、身元が分からない場合はDNA鑑定なども行います。
ちなみに警察所で遺体を預かり、専用の保管庫に保管されているのですが、保管料は1日2000円程度が相場で、遺族に請求されます。
また遺族は葬儀の段取りもしなければならないので、葬儀社に連絡を取り、遺体の搬送等も手配しなければなりません。
腐敗が激しい場合には、すぐ火葬をすることが多く、損傷が少なければ、葬儀が終わってからの火葬になることが多いです。
遺体を引き取る遺族がいない、または身元不明の場合は、行旅病人及行旅死亡人取扱法という法律によって地元自治体が火葬をしてくれます。
その後一定の保管期間を経て、そうした人たちが埋葬される無縁塚に埋葬されます。
遺族がおり、火葬も終わったら、故人が住んでいた部屋などの遺品整理もあるため、状況によっては遺品整理士に依頼したほうがよいです。
今の時代、若い人の孤独死も増えてきているそうなので、家族や近所付き合い等、こまめに連絡を取れる状況を作っておいてください。
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