白木位牌と本位牌について
2022/03/20
位牌とは故人の名が書かれた木製の札です。位牌には種類があり、宗派によっても違いがあります。
白木位牌は四十九日までの仮の位牌です。
亡くなられてすぐに用意する仮の位牌で、内位牌とも呼ばれています。
白木で作られていることから白木位牌と呼ばれています。
表側には戒名と生前の姓名が書かれていて、裏側には亡くなった年月日と享年が書かれます。
場所にもよりますが紙に書いたものを札板に貼り付けることもあります。
死者の依代として、死後すぐに用意(葬儀社が用意してもらえます)して、四十九日で本位牌に替えるまで使用します。
本位牌はヒノキで作られた木の札を漆で黒く塗ったもので、装飾で金粉や金箔、金色の塗料が使われています。
また黒檀や紫檀、白檀などで作られた木の札に透明感ある塗装された唐木位牌等もあります。
四十九日の忌明けに白木位牌から本位牌へと変わります。
皆様が想像する位牌はこれのことですね。
白木位牌から本位牌に魂を移し替えるため、僧侶から読経をいただき、移し替えた白木位牌は菩提寺に預け、お炊きあげをしてもらいます。
その後本位牌は仏壇に安置する形となります。
葬儀社がすべて用意してもらえるところもあり、プランに組み込まれてる場合もありますので、分からない点等ありましたら葬儀社に確認を取りましょう。
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