葬儀と友引の関係について
2022/03/02
葬儀を執り行うさいに気にすることの一つが友引と思う方も多いと思います。
そもそも友引というのは六曜の名称のひとつで、先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)の6つが六曜です。
この日に葬式を執り行うと他人の死を誘うと言われ、友を引く(故人様と親しかった人が亡くなる)とされていて、葬儀を避けられてきました。
しかし本来の意味合いは、相打ち、勝負なしの日のことで、良いことも悪いこともない日とされていたものを、中国の陰陽道の友引と混同されて、今の友引の意味合いとなってしまったそうです。
中国の陰陽道における友引は、災いが友人に及ぶ方角のことを指し、方角は日によって異なり、その方角へ向かって葬送することを避けられていたそうです。
本来は共引きと書き表していたのを、友引とされたそうで、仏教と六曜とは関係がないとされているそうです。
そのため、友引にお通夜、葬儀を行っても問題はありませんが、火葬場が友引の日が定休日というところがほとんどですし、言葉の意味合いを気にされる方も多いので、友引の日が避けられるそうです。
つまり葬儀と友引との関係性はないが、言葉の意味合いや火葬場の定休日によりあまり葬儀をやる人が少ないことが分かりました。
六曜とは吉凶を占う暦の一つなので、日本で古くからゲン担ぎとして冠婚葬祭の日程を決める際に気にされていたのが現代に引き継がれて、友引の日が避けられている要因の一つだったんですね。
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