枕団子その3/八富成田斎場
2021/10/28
お供えする団子の数は?
お供えする団子の数には,厳密な決まりはありません。宗派や地域,各家庭の状況によって異なります。
一般的には6個お供えすることが多いですが,13個や49個などたくさんお供えすることもあります。お供えする団子の数にも、仏教の教えや深い意味がありますので、確認しておきましょう。😊
一般的には6個、
故人が成仏する際には、四十九日までの間(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)の6つの世界を行き来し悟りを開くと言われています。そして、この六道にちなみ、団子も6個添えるのが一般的です
また、六文銭や六地蔵など、仏事に関することには(6)の数字がついていることも多いです。お供えする団子の数が特に決まっていない場合は、仏教と繋がりのある数字として団子は6個をお供えすると良いでしょう
冥福を祈る7個、
故人は亡くなった後、六道で悟りを開きながら、どの世界で生まれ変わるかについて十王から裁判を受けます。この裁判が、初七日から四十九日までの間に7日ごとに行われるから団子を7個お供えする場合もあります
また、(六道からひとつ飛び出し、無事に極楽浄土へ行けるようにとの願いを込めて7個お供えする)というのもひとつの説です。故人の冥福を祈る、ご遺族の気持ちを込めた数と言えます。
十三仏に因んだ13個
13個の団子をお供えする場合は、十三仏信仰に由来しています。十三仏とは、極楽浄土へ導いてくれる仏様です。
十三仏には、健康をつかさどる(薬師如来)や仏教の開祖である(釈迦如来)といった仏様が含まれており、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
故人に(死者の審理)を行う十三王の元の姿は、実は十三仏であるという信仰があり、その信仰にちなみ団子を13個用意する地域もあります
この枕団子の話は結構続きます。次回もお楽しみ。やすらぎ葬祭清雲では八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・芝山清雲ホールでの施工を承ります。お気軽にお問い合わせ下さい