施餓鬼供養・八富成田斎場
2021/08/25
今回は施餓鬼のお話をしようとおもいます。施餓鬼(せがき)とは一般的にお盆の時期に先祖供養と一緒に行われることの多い行事で必ず行うものではありませんが、せんぞと一緒に餓鬼供養も行う事で徳が積めると考えられ、お寺や希望する個人の家で行われます。ここでは施餓鬼の意味を紹介します。生前の悪行などにより餓鬼となった霊魂や無縁仏など供養されない死者に施しを行う法会を施餓鬼会、または施餓鬼と言います。また、施しを与えるもの・受けるものの間に貴賤の区別があってはならないという考えから施食会(せじきえ)と呼ばれることもあります。施餓鬼の餓鬼とは仏教には六道と呼ばれる世界があり、そのなかの一つに餓鬼道があります。生前の自らの悪行により餓鬼道にへ落ちると餓鬼と言う鬼になってしますと考えられています。餓鬼になったものは常に飢えや喉の渇きに苦しんでいると考えられており、そういった餓鬼にも食べ物なのどの施しを与えることを施餓鬼といいます。施餓鬼の由来は、【救抜焔口餓鬼陀羅尼経】(くばつえんくがきだらにきょう)というお経にあると言われています。お釈迦様の弟子の一人である阿難(あなん)が餓鬼に死を予告された際に、お釈迦様の教えに従って陀羅尼(だらに)を唱えながら餓鬼に食事を施したところ、その功徳によって餓鬼が救われ阿難も寿命を延ばすことができました。こうした説話に基づいて施餓鬼が行われるようになったようです。施餓鬼を行う時期執り行う時期に決まりはなく年に数回行う事もありますが、先祖供養とともに餓鬼の供養も行うことで功徳が積めると考えられていたためか、お盆の時期に盂蘭盆会と合わせて施餓鬼会が行われることが多いようです。宗派によっても異なりますが、真言宗や浄土宗、曹洞宗などでは8月の盂蘭盆会会に、精霊供養として行われいます禅宗ではこの施餓鬼は重要な法会とされています。一方、浄土真宗では死者はすぐに成仏すると考えられているので施餓鬼はありません。お寺によっては施餓鬼に集まった檀家同士の交流の場を設けたり、食事を楽しんだり、ほかのお寺からゲストを呼んで法話するなどのイベントが催される事もあります。そ八富成田斎場の土地地域で様々さやり方や風習があると思います。一応の参考にしてみてください。詳しいことは菩提寺に聞きましょう(⌒∇⌒)やすらぎ葬祭清雲では八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホール・芝山清雲ホールでの施工を承ります。お気軽にお問合せ下さい。