口座の凍結/八富成田斎場
2021/04/09
こんにちは今日は葬儀後に慌てないためにタイトルにもあります
口座凍結の話をしたいと思います
皆さんも聞いたことがあると思いますが
人は亡くなると持っていた口座が凍結されてしまいます
では口座が凍結されてしまった場合はどうすればいいのか書いていこうと思います
例えば親が亡くなって預貯金が下ろせなくなったり入金が出来なくなる事があります
口座が凍結されてしまうと一切の入出金ができなくなります
銀行が口座を凍結するケースを紹介します
相続人からの連絡で知るケース(銀行来店時)
銀行の業務上で知るケース(斎場の看板や得意先での情報)
所轄の税務署から預金者の照会されるケース
他の金融機関からの情報のケース
など銀行が口座を持っている方の死亡を知った時に凍結されます
では何故銀行は預金者の死亡を知ると預金を凍結するのでしょうか?
それは遺産である預貯金債権は(遺産分割の対象)になる為相続人全員が遺産分割の内容に
合意するまでの間は単独での払い戻しはできません
では凍結されてしまった口座を解除する方法は
下記の書類が必要になります
相続関係を証する戸籍謄本
(被相続人の出征から死亡に至る相続人全員の戸籍謄本)
遺産分割協議書
(相続人全員の署名・実印での押印がされたもの)
相続人全員の印鑑登録証明書
銀行所定の書類
郵貯など郵便局にも口座がある方は必要書類が違う場合があるので局にお問い合わせください
遺産分割協議をやってもすぐに凍結解除ができるわけではないので注意が必要です
でも相続法改正で仮払い制度ができましたので紹介します
葬儀費用や被相続人の医療費なので支払いに被相続人の預貯金をあてにしていたのに
口座凍結で使えないなど様々なケースがあるのでこの制度を利用すれば一定範囲の預貯金については銀行の窓口で
自身が非相続人の相続人である事、そしてその相続分の割合を示した上で
遺産分割が成立する前でも単独で預貯金の払い戻しができます
遺産分割前の払い戻し制度では
引き出せる金額にはルールがあり
相続人が単独で払い戻しができる金額は遺産に属する預貯金債権のうち口座ごとに次の計算式で求められる額となります
その額とは(相続開始時の預貯金債権の額×3分の1×払い戻しを求める共同相続人の法定相続分)
なんとも面倒ですよね?
簡単な方法は無くなったら即座に預貯金を下ろす事です
でもその際に上記で書いてあるように相続・遺産分割となりますので
身内で揉めないようにちゃんと話をしてから手続きしましょう
亡くなると親戚一同集まりますもんね。
その際にきちんと話をしてからじゃないと後で揉める原因になるので注意です
やすらぎ葬祭清雲では八富成田斎場・さくら斎場・山桑メモリアルホールでの施工も執り行っております
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最後まで読んで頂きありがとうございました