昔の埋葬、葬儀について/成田 八富成田斎場
2020/12/25
昔の埋葬、葬儀について
みなさんこんにちは
新人の山崎です^_^
昔やっていたドラマを最近見返していて、江戸時代に亡くなった方って土葬が主流だったんですね。
今となっては火葬が主流の時代ですが、昔はどのように埋葬していたのか。
土葬とは、ご遺体を火葬せずそのまま土に埋めることを言います。
土葬では、葬儀が終わって棺を閉めると、組内の者が墓場まで担ぎ、墓穴に埋葬した(葬式組)。具体的な方法や風習などは、地方によって様々なやり方があります。
棺桶の形態は様々で、文字通り「桶」に入れる地方もあれば、平棺(長方形の棺)に入れる地方もある。また、棺のことを「がん箱」と呼ぶところもある。棺桶の担ぎ手になるものは予め決められているが、地域によっては身内に妊婦がいる者は生まれてくる子に縁起が悪いと言われ、役を免除されることもあった。銭撒きと言われる風習もあり、庭や墓穴にお金を撒くこともあった。
1875年(明治8年)5月23日に火葬禁止令を解除した。同時に、近代的な火葬場設置の基準が定められ、コレラなど指定伝染病患者の土葬が禁止されました。
と記述されていたのですが、今は土葬できるのか?
調べた結果、土葬は可能です。
しかし、ちゃんとした手続きをしなければならないのと、土葬スペースの確保が大変な為、火葬した方がスペース的にもコンパクトにおさまりますね。
1度葬儀をやっていただいたお客様で、土葬したお墓を新しいお墓にするとのことで、お墓を1度掘り起こしてご先祖様のお骨を拾って骨壷に入れたいと当社にご相談があり、伺ったことがありました。
2メートル近く掘った所にお骨があったのですが、殆どが大きい骨しか残っておらず、小さい骨はなくなってしまうのですね。
今は99%火葬なので、見る経験がほとんどなく、良い経験をさせていただきました。